母の介護日記 16

ここの所1週間、息子の転勤でお手伝いに大阪に行っていなかった。

母はいない間の事を思って、心細くて不安げな様子であったが、無事乗り切っていた。

首を長くして待ってってくれ、帰って来たら大喜びしてくれた。嬉しい。

私がいない間に塩分を取り過ぎてむくみが出るのだが、今回はむくみまで出ないで済んでいた。ちゃんと食生活を守っていた。

元気で笑顔でいてくれていたので嬉しく、先ずは義兄に感謝だ。

居ない間に3番目の姉も夕食など運んできてくれて居たようで、高齢になると色んな人に助けられながら生きているんだと言うことが分かる。

顔つきが良いと何も問題ないことが分かる。デイサービスに行って運動していて、最近は嚥下も上手くできて入浴も出来ている。

以前よりちょっと元気になっている。何が良くて長生きできるのかを観察するが持って生まれた生命力というか能力なんだなと思う。コツコツ努力家であり、健康にいいと思う事柄は、何事も妥協しないで続けてやっている。シックスパットもその一つで疲れても必ずやって寝る。やれない時は夜中に起きてやっている。足が冷たいと靴下を2枚履くが冷たい。自分でマッサージしている。「施設の人にそんなに沢山靴下履いたらダメだと言われたようだが、実際に冷たいから履かない訳にはいかないと、一人でぶつぶついって5本指靴下と普通の靴下2枚履いている。

寝る前に爪の薬をつけて寝る支度も完璧である。

水虫の爪が少しずつ良くなっている。きちんと治して天国に行くのだという。ちょっと笑っちゃう。

足が冷たい件に関しての認識は、「人間は足先から死ぬから冷たくなってきてるのだろう」という。

母も日記を書いてから眠る。明日はデイサービスに行かなくていいから少しなら夜更かしできる。

 

まだまだ寒くて足は本当に氷のように冷たい、これは解決できないのだろう。