母の介護日記 22

暫くぶりに困った事が起きたため書く事にした。

先ず一昨日午後13時30分頃、母を置いてすぐ上の姉と市に出かけた。4時迄に帰ると言ってたが4時を過ぎ帰りが遅れ4時30分位になった。夕食の準備をして食べさせた後、さっさと温泉に出掛けた。帰りは21時30分ほどになった。

翌日朝からデイサービスに出かけて帰ってきた。頼まれてた買い物を済ませて3人でお出迎えした。母がちょうど良かった、話があると神妙な面持ちで帰ってきた。

昨日ほっといたから文句を言われると思ったら、「迷惑をかけるので老健に入所したい」と言う。余りの突然の思い付きであり、本当にそうしたいのならそうするが、昨日随分とほっとかれたのが嫌だったらそう言わないといきなり入所したいとは突然過ぎるし、ショートステイ3日間入所しただけであんなに嫌がってたのに本当にそれでいいのかと問うと、迷惑かけてしまうし、もう私の限界だからそうしたいと思ったという。

本当にそうしたいのであれば、ケアマネジャーに連絡とって入所の手続きをするけど、もう一度確認して本当にいいのかと問う。面倒を見てもらわないともう私は限界だからという。一昨日の件で怒って拗ねていってるのであれば、どこに行っても今の状況より満足できる所は無い。それでもいいと言うならそうすると念を押す。

自分の限界で施設に入れば此処より満足のできるサービスが受けられると思ってるなら、そんなことはないと伝える。何人ものいる中の一人であり、今は家でずっと私が付ききっりで看てる。たまに2時間ばかり運動に出かける時は留守にするが、そんな状況どこでも出来ないと思うが良いのか?今まで一生懸命看てきた私はそんなこと言われて心外だし悲しいし、ガッカリした。ちょっと怒りも込み上げて来ている。

それが望みであれば致し方ないと伝える。母は家にいたいが迷惑をかけるから施設に入ろうと思ったとのこと。それならそれを素直に言わないと、間違った結果になってしまうと説明する。3日間入ったショートステイでは車椅子生活であったため足が弱くなって歩けなくなってたので、やっと10日間かけて回復して歩ける様になっているが、元どうりにはなってない。不安定だった歩行がやっと安定して歩行機で歩ける様になって来たところだ。ここ最近は毎回毎回コールして来てその都度対応していたけれど、よくなって来たから、自分でできるところは自分でやるというスタンスに変更したたけれど、母としては大変になったことは事実であり、ほっとかれて辛かったのだろう。

このままでは母は自分でできないと思ったのではなかろうか、それで色々考えてもっと私に手を貸して、ほっとかないで欲しいという訴えだとわかる。入所もあり得る今後のことも含め、この様な時はどう対処した方がいいのか考えてみる。以前から母には動けなくなって自宅で介護が困難になったら入所も有り得る事であり、可哀想だが現実問題としてその都度話してきたし本人も十分承知している。だから母としては今がこの時期と思って、ここに行き着いて話したのかもしれないが、今の所は自宅で介護できるレベルと私は判断している。一方的な私の話して、現状のままで過ごすということになり、一件落着する。

在宅介護か施設入所かの時期についてはいつにするのかの判断は難しい。